徹底考察！結局マンションは売るのと貸すのとどちらがお得？！|福岡のマンション売却・買取ならリーガル不動産販売

現在住んでいないマンションを所有している場合、空いている部屋は人に貸した方が良いのか、それとも売った方が良いのか悩みの種となっているケースも少なくありません。 マンションを貸す場合、売る場合、それぞれのメリット・デメリットを詳細に取り上げて解説をいたします。ご自身の状況にとって、どちらがお得なのか知っておきましょう。 また、実際にマンションを売る、貸すことになった時に、知っておきたい、とっておきのポイントもご紹介いたします。

マンションを売る場合と貸す場合のメリット

マンションを売る場合、貸す場合は、どちらにもそれぞれメリットがあります。どちらのメリットもよく知っておくことで、自分にとって良い選択をできる可能性が高くなります。

マンションを売る場合のメリット

マンションを売ることのメリットは、大きく分けて2つ挙げられます。

一気に大きなお金を得ることができる

マンションの売却をすると、多額のお金を手に入れることができます。売却した金額を頭金にして、新しいマンションへの買い替えを検討することもできますし、ローンの返済に充てることもできます。

購入時よりも高く売れる可能性も

マンションの資産価値やタイミングによっては、買った金額よりも、高い値段が付き、収益を得ることも可能となります。 一方、どんどん値段が下がっていく可能性があるマンションであれば、なるべく早い時期に売却をすることで、損失を最小限に抑えることができます。

マンションを貸す場合のメリット

マンションを貸す場合のメリットも、大きく分けて2つ挙げられます。

なんといっても不労所得！

賃貸に出す場合の大きなメリットのひとつは、毎月一定金額の家賃収入を見込めることです。 不動産を所有していると、マンションを担保にして融資を受け、買い替えることもできますし、一定の不労所得があるということは、とても強みになります。

固定資産税やローン金利を経費計上！

マンションを所有していると、固定資産税などの税金や、修繕積立金、管理費など一定額の費用がかかります。 賃貸にしていれば、住宅ローンがまだ残っている場合でも、家賃収入から支払うことも可能です。また、維持管理費は経費になりますので、控除対象として確定申告をすることができます。

マンションを売る場合と貸す場合のデメリット

マンションを売る場合のデメリット

マンションを売る場合には、メリットだけでなく、デメリットがあることも考慮する必要があります。

売れない場合は収益ゼロ

もっとも大きなデメリットは、売り出しても買い手がつかない可能性があることです。 「売買」ですので、売りたい人と買いたい人の需要と供給がマッチングしなければ、いつまでたっても売却ができず、その間は収入がなく、維持管理費等のみの出費ばかりが、かさむことになります。 マンションは、売り出して3か月から6か月ほどで売却できるのが一般的だと言われています。6か月を過ぎても売却ができないままだと、売値を下げることも検討しないといけません。 売却することを見込んで、新しい住居への住み替えや、ローン返済の計画があっても滞ってしまいます。

マンションを貸す場合のデメリット

マンションを貸す場合に考えられる、主なデメリットを4つ挙げていきます。

空室が増えれば家賃収入が減

不動産会社に依頼をしてマンションを賃貸に出しても、借りる人が現れなかったり、借りた人がすぐに退去したり等、空き室の状態が続けば続くほど、その分の家賃収入は見込めません。

リフォームや初期費用がかさむ

マンションを他の人に貸すのであれば、リフォームや修繕などが必要となることがあります。規模によってはかなりの費用がかかります。 入居者を募集するための費用も発生します。借りた人が退去をしたら、持ち主はその都度、敷金の精算や、原状回復義務を果たさなければいけません。

売却時には価格が下がる

マンションの立地や環境にもよりますが、一般的には、マンションは築年数が経てば経つほど、資産価値が下がっていきます。さらに、賃貸物件として人に貸していたマンションは、所有者がずっと居住していた部屋と比べると、低く評価される傾向にあります。

住民とのトラブル

保有している物件を賃貸に出していると、大家として、住民同士のトラブルの対処をしなければいけないこともあります。 また、家賃が滞ったりするなど、別のトラブルが発生する可能性もあります。

マンションを売る場合のぜひ押さえておきたいポイント

双方のメリット、デメリットを踏まえた結果として、マンションを売ることに決めた場合、まずはどのようなことに気を付ければよいのでしょうか。 押さえておきたいポイントをご紹介いたします。

マンションを売る場合は先手必勝！

マンションを売ることに決めた場合、とても大切なことは、少しでも早く行動を起こすことです。 マンションは築年数が浅ければ、その分高く売ることができます。また、不動産業者に相談をしたり、査定を依頼して、売却のための準備をするとなると、ある程度時間がかかります。 マンションには売りやすい、売りづらい時期もありますので、できるだけ早い時期に行動をすることがおすすめです。

マンションを売る際の基本的な流れ・フロー

マンションを売却する際の、基本的な流れをご紹介いたします。 一般的にマンションを売る場合、以下の手順で進めていきます。 ・不動産業者に査定を依頼 ・マンションの価格の決定・売り出し ・購入希望者が内覧に訪れる ・売買契約を結ぶ ・決済・引き渡し 売却した金額のうち、契約時に手付金を受け取り、決済の時に残りの金額を受け取ることになります。その後、売却をした翌年に必要ならば確定申告を行います。

マンションを売る場合に必要になる諸費用

マンションを売った場合、売り出した金額がそのまま自分の手元に来るわけではありません。 売却に際して、さまざまな費用がかかってきます。主にかかる費用は以下の通りです ・仲介手数料 ・印紙代 ・登記費用 ・クリーニング費用 ・引っ越し費用 ・売却益が発生した場合は譲渡所得税、住民税/復興特別所得税がかかります すべて合わせると、おおよそ売却をした金額の5～7パーセントほどの費用がかかる、と言われています。

マンションを貸す場合にぜひ押さえておきたいポイント

マンションを貸すことに決めた場合にも、押さえておいた方が良いポイントがあります。

貸したとしても空室対策をしっかり行う必要が…

マンションを賃貸に出すときに、一番不安な点が、安定した家賃収入を得られるかどうか、ということです。 借り手がなかなか付かなかったり、退去後次の入居者が見つからなかったりすると、その分家賃収入が入らなくなり、維持管理する費用の出費がかさむことになりますので、できるだけ空室の対策を講じておくことが必要です。 空室対策とは、たとえば、すぐ入居者が決まるように、礼金や更新料の値下げ、部屋の設備を新しいものに取り換える等、ある程度の出費が必要な場合もあります。

マンションを貸す場合の基本的な流れ・フロー

マンションを貸す場合の基本的な流れは以下の通りです。 ・不動産会社を見つける ・貸し出す方法を決める ・入居者を募集する ・入居希望者が内覧する ・入居希望者と賃貸借契約を結ぶ

マンションを貸す場合に必要になる諸費用

賃貸として貸し出す場合にも、賃貸料がそのまま手元に入るわけではなく、マンションの維持や管理に様々な費用がかかります。 ・管理委託手数料 ・固定資産税/都市計画税 ・管理費、修繕積立金 ・所得税/住民税 ・火災保険料 ・退去時のクリーニング費用 ・原状回復のための修繕費用 マンションを賃貸する場合、不動産会社に仲介を依頼することがほとんどです。入居者の募集や契約業務だけでなく、入居をしている間の管理費用など、家賃の5～10パーセントほどがかかります。 安定して入居者が確保できなければ赤字になる可能性があるため、上記のような必要経費をあらかじめ把握しておくことが大切です。 また、所得税、住民税は課税の対象となります。

まとめ

所有しているマンションは、貸した方が良いのか、売った方が良いのか悩んでいる方も多いと思います。それぞれのメリット、デメリットをよく把握した上で、自分のマンションにとって良い方法を選ぶようにしましょう。

最後までお読みいただき有難うございました。