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戸建てとマンションを徹底比較!~マンションがやっぱり良い理由とは

2020.08.13

住居を購入したいと考える際、戸建てかマンションどちらを買えばよいのだろうか、と悩んでいる方も少なくありません。戸建て、マンションそれぞれの特徴や、メリット・デメリットを知っておきましょう。

戸建てとマンションをあらゆる面で比較!



価格や資産価値、ランニングコストなど、あらゆる面で、戸建てとマンションとを徹底的に比較をしてみましょう。

資産価値はどっちが上?

資産価値は土地、建物の両方を元にして決定されます。建物は古くなっていき、価値が下がってしまいます。
建物が劣化しても、土地そのものは変わるわけではありませんので、価値はそのままです。そのため、土地がある一戸建ての方が上のように思えます。
しかし、建物の価値の下がり方がマンションと一戸建てでは、建物の構造上、違いがあるので注意が必要です。
新築から20年経過した建物で比べてみると、マンションの価値は約60%、木造一戸建ては約15%と、かなりの差が出てきます。
マンションは立地や状態などにもよりますが、築50年経っても買い手がつくものもあります。
そのため10年から20年以内に売却予定があるのなら、マンションの方が資産価値の方が上で、売る予定がないのであれば、土地としての資産価値がある一戸建ての方が上だと言えるでしょう。

販売価格はどっちがお得?

販売価格の数字だけ見ると、明らかにマンションの方がお得です。しかし、単純に数字だけ見てお得だと決めないようにしましょう。
まず平均的な広さで考えると、一戸建ての方が広く、間取りにもゆとりがあります。一戸建ては2階建て以上がほとんどなので、その分広くなっているのです。
発売されているマンションの平均的な広さは、おおよそ60平米~70平米程度です。 戸建てよりも小さめの広さとなっているので、その分販売価格も低くなっています。
マンションでも一戸建てと同じくらいの広さの物件ですと、それほど価格に差はないのです。

購入後にかかる費用はどっち?

一戸建てもマンションも、購入すればそれで終わりというわけではなく、毎月、もしくは毎年一定の金額の管理維持費が必要です。どんな費用があるのか、そして、どのくらいの差があるのかで比較することも大切です。
マンションの場合には、集合住宅ならではの費用として、管理費と修繕積立金が発生します。おおよそ1~2万円くらいですが、マンション、築年数によっても違いがあります。また、車を所有している場合で、マンションの駐車場を利用すると駐車場代がかかります。
その他、マンションでも一戸建てでもかかる維持費用として、固定資産税や火災保険などがあります。
一戸建ての場合にも、修繕費用はかかりますが、どの部分の補修をそのスパンで行うか等、自分で費用を調整することができるのが強みです。

マンションのメリットとデメリットとは



マンションで暮らすことには、メリット、デメリットどちらもあります。具体的なメリット、デメリットを見てみましょう。

マンションのメリット

マンションに暮らすメリットを3つの点からご紹介いたします。

共用部の管理や清掃をする必要がない

マンションは同じ建物の中で、複数の世帯が暮らすため、専有部分と共用部分があるのが特徴です。 マンション内の玄関エントランスやエレベーター、階段、廊下、ゴミ置き場などが共用部分にあたり、共用部分の清掃、管理はマンションの管理会社に委託をしています。 そのため、自分でメンテナンスや掃除をする必要がありませんので、暮らしやすいことがメリットです。

防犯対策

マンションの大きなメリットが防犯性の高さです。分譲マンションであれば、ほとんどの物件がオートロック式になっています。 防犯カメラが複数設置されていることも多く、管理人常駐の物件もあります。 さまざまな目があるので、入居者以外の出入りがしづらい防犯につながり、安心して暮らせます。

バリアフリーが楽に導入できる

一般的なマンションはワンフロアのみですので、床に段差が少なく、移動がしやすい作りになっています。 なんらかの事情があってバリアフリーが必要になっても、工事がしやすいこともメリットです。 また、滑りにくい床材や、広めの間口など、バリアフリーを謳っている物件も多く登場しています。

眺望・見晴らし

住宅を選ぶ際に、眺望・見晴らしを重視する方も多いでしょう。市街地にあるマンションですと、同じ立地の建物でも1階違うだけで、窓から見える眺望がずいぶん変化することがあります。
マンションの高層階に暮らして、遠くまでの眺望を楽しみたい、庭や公園に面した低層階で、四季の移ろいを楽しみたいなど、自分の希望によって眺望を選べるのがマンションならではのメリットです。

マンションのデメリット

マンションに暮らすのにも、メリットだけでなくデメリットが発生します。具体的なデメリットをご紹介いたします。

管理費や修繕積立金などが必要

マンションで必ずかかってくるのが、管理費と修繕積立金です。管理費は共用部分のメンテナンスのために欠かせません。 修繕積立金は、将来必ず必要となってくる外壁などの補修や、場合によっては建て替えなどのために、一定金額を払うように決められています。 工事内容によっては、工事費が積立金だけではまかなえず、さらに全世帯の追加負担を求められる可能性もあります。

駐車場代がかかる

一部のマンションでは駐車場代が無料の物件もありますが、ほとんどの物件で車を保有している方は、毎月の駐車場代が必要となるのがデメリットです。 ただ、車が必要ないエリアであったり、外部に駐車場を借りられたりするのであれば、その分の費用を抑えられます。

戸建てのメリットとデメリットとは



戸建て住宅で暮らすのにも、メリットとデメリットはどちらもあります。具体的に解説いたします。

戸建てのメリット

戸建てで暮らすメリットを2つご紹介いたします。

お隣さんをあまり気にする必要がない

マンションは同じ建物にありますので、どうしてもお隣だけでなく、上の階、下の階の居住者の音が気になりますし、自分が立てる音にも気を遣わないといけません。
戸建てはお隣との間隔が開いていますので、音を気にする必要がさほどないのが大きなメリットです。

お庭や駐車場が自由に使える

マンションの場合は、駐車場は共用部分のところが多く、自分の好きに使えるわけではありません。 専用庭がある物件もありますが、どこにでもあるわけではありませんし、用途も限られます。
戸建てですと、建物以外の場所は庭にしたり、駐車場にするなど、自分の好きに使うことができます。

戸建てのデメリット

戸建てに暮らすことのデメリットをご紹介いたします。

自分で修繕やメンテナンスをする必要がある

戸建てにはマンションのように管理費、維持修理費が発生しないということは、自分ですべてメンテナンスを行う必要があるということです。 住居は年数が経つにつれ、劣化していきます。
マンションですと、管理組合が積み立てたお金の管理や、使い道の計画を立ててくれますが、戸建てはすべて自分で管理して、自分で計画を立てて、修繕やメンテナンスをしないといけません。

高齢者がいる場合は住めなくなる可能性も

戸建て住宅は2階建て以上の建物が多いので、階段があることが多いです。また、入口が狭かったり、段差が多い間取りも少なくありません。 今現在は問題なく暮らせていても、高齢者にとっては、家の中の移動が難しくなり、住めなくなってしまう可能性も出てきます。

結論…総合的に見てやはりマンションが吉。



戸建てとマンションには、それぞれメリットとデメリットがあります。将来売却する可能性がある方や、暮らしやすさ、費用、バリアフリーなどの面から見ると、マンションの方が良いと言えるでしょう。

まとめ



戸建てとマンションで悩んでいる場合には、それぞれのメリットとデメリットがあることをよく知っておきましょう。その上で、自分自身や家族のライフスタイル、ライフプランと照らし合わせて、自分にぴったり合った物件を探してみましょう。

最後までお読みいただき有難うございました。

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