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福岡市中央区のマンション事情~市場動向~

2022.12.16


写真提供:福岡市

福岡市中央区は福岡市の中心の区になりますので、まず交通の便から見て住みやすさがあります。更に、区の北側は海に面し、南側には広大な福岡市動植物園があるなど、自然もありエリアによっては子育てしやすい街でもあると言えます。
そんな中央区には新築、中古ともに数多くのマンションが点在していますので利便性や住み心地など、気になっている方も多いのではないでしょうか。 ここからは福岡市中央区のマンション事情について詳しく紹介していきます。

福岡市中央区の中古マンションの価格動向



写真提供:福岡市

中古マンションの平米単価は前期(2022年1~3月)からは0.2%減少しておりますが、長期で見ると徐々に上昇を続けていて高止まりしている状態です。一方、成約売買件数は、2022年4~6月期は前年比で16.6%減少し、2021年7月から1年間に渡り前年同期と比べ減少している傾向にあります。
地価公示価格ランキングの方で見てみますと、天神1丁目96番1(天神コア跡地付近)の坪単価が3636.4万円と中央区の中で最高値となっていて、次いで天神2-7-6が2208.3万円/坪、大名2-6-36が1299.2万円/坪と中央区の中心部エリアが軒並み高い値をつけています。また、前年と比較しますと天神4-2-34の坪単価が前年より15.09%上昇しています。
引用元:『公益社団法人福岡県宅地建物取引業協会ふれんず「市況レポート」』https://www.f-takken.com/kyoukai/wp-content/themes/base1/pdf/shikyo2022/04-06/f03.pdf
『地価公示価格チェッカー』https://tochi-value.com/fukuoka/chuo/

福岡市中央区の環境



写真提供:福岡市

福岡市中央区は九州最大の都市と言えますが、冒頭でも述べましたように区の北側は海に面し、南側には広大な動植物園があるなど自然が身近な環境でもあります。
ここでは中央区の住環境について詳しく見ていきましょう。

交通

電車では市営地下鉄「空港線」「七隈線」、西鉄電車「福岡大牟田線」の駅があります。
地下鉄空港線は福岡市の北側を走る路線で「姪浜駅(福岡市西区)」から「福岡空港駅(福岡市博多区)」までを25分で走ります。
地下鉄七隈線は「天神南駅(福岡市中央区)」から福岡市の南西部を通り「橋本駅(福岡市西区)」までを24分で走ります。七隈線では「天神南駅」から「博多駅」までの延伸工事が進んでおり開業は2023(令和5)年3月27日を予定しています。
西鉄福岡大牟田線は「西鉄福岡(天神)駅」から福岡県の最南端「大牟田駅(大牟田市)」までを特急電車は1時間3分で走ります。(特急電車も普通運賃で乗車できます)
高速道路では福岡都市高速の「天神北IC」「西公園IC」があります。福岡都市高速は九州道の「福岡IC」「太宰府IC」と繋がっています。
路線バスでは西鉄バスの路線が区内に張りめぐらされており都市高速を走る路線バスも数多くあります。例えば東区香椎から中央区天神まで普通バスでは36分かかるのに対し都市高速便は22分で到着します。(都市高速バスも普通運賃で乗車できます)
高速バスでは「西鉄天神高速バスターミナル」から九州各県や山口県はもとより東京(新宿)、愛知県(名古屋)、香川県(丸亀・高松線)、愛媛県(今治・松山線)、岡山県(倉敷・岡山線)、鳥取県(米子・鳥取線)を結ぶ路線があります。

公園

福岡市中央区は九州一の都心ながら4つの大きな公園があります。


南公園 ※福岡市動植物園(URL:https://zoo.city.fukuoka.lg.jp/



写真提供:福岡市

福岡市中央区の南側に位置した福岡市動植物園の周囲に広がる公園で、動植物園の住所はまさに福岡市中央区南公園1-1になります。
動植物園では2006年から長期間をかけたリニューアル工事が行われていて今年2022年1月はペンギン舎がオープンし、現在ゾウ舎のリニューアル工事が行われている最中です。
ちなみに西鉄バス56番路線「上智福岡中高前停」~「動物園前停」間の北側にキリン舎がありますので、バスの北側の窓から上方向を眺めていると、運が良ければ可愛いキリンがチラっと見える事があります。

西公園(URL:https://www.nishikouen.jp/



写真提供:福岡市

福岡市中央区の北西に位置しており展望台広場からは博多湾が一望できます。展望広場は西側、東側、中央と3カ所ありますが、博多湾が一望できるのは中央からの眺望になります。
公園の北東部には「ツツジ谷」、南西部には「もみじ谷」と呼ばれる場所があり、春には桜やツツジ、秋には美しい紅葉の景色が楽しめる公園です。
ちなみに、公園内にある光雲(てるも)神社のお賽銭箱にお賽銭を入れるとどこからか鶴の声が聞こえてきます。長寿や繁栄の鳥として有名な鶴の声が聞こえるということで、その鶴の一声で幸運が開けると言われているとかいないとか・・・諸説あります。

大濠公園(https://www.ohorikouen.jp/



写真提供:福岡市

西公園から800mほど南下すると大濠公園が見えてきます。黒田長政が丘陵地に福岡城を築いた際、外濠として利用した場所になります。
公園内には大きな池があり、池の中を北側から南西側にアナログ時計の7時の長針短針の形を描くように林道がのび、その林道を「観月橋」「松月橋」「茶村橋」「さつき橋」の4本の橋が繋いでいます。
2kmある池の外周は「お散歩用の道」「ジョギング用の道」「自転車用の道」に分かれていて、ジョギング用の道は足に優しいゴムチップ舗装が採用されています。
池の周りには福岡市美術館や能楽堂、日本庭園、野鳥の森などがあり、更に、公園内の東側にある「くじら公園」南側にある「どんぐり公園」はいずれも遊具付きの公園になります。『お子様が元気に遊ぶ公園in大人が癒される公園』と言う表現はおかしいと思いますが、自然豊かな大濠公園の中にお子さんが楽しく遊べる2つの公園がありますので、大人は公園の豊な自然に癒され、お子さんは遊具付きの公園で元気に遊び、まさに幅広い世代に愛される公園だと言えると思います。

舞鶴公園(https://www.midorimachi.jp/maiduru/



写真提供:福岡市

黒田官兵衛の息子で関ヶ原の戦いで功績をあげた黒田長政が筑前国(今の福岡県北西部)の丘陵地に慶長6(1601)年から7年がかりで築城した福岡城の本丸跡に作られた公園です。
陸上競技場や野球場などの運動施設もある総合公園で、陸上競技場は毎年12月の第一日曜日に行われる福岡国際マラソンのスタート・ゴール地点になっています。
ちなみに、お若い方や野球に興味の無い方はご存知無いかと思いますが、かつて福岡ダイエーホークスが熱戦を繰り広げた平和台球場は舞鶴公園にありましたが、平成9年に閉鎖され現在は記念モニュメントが残されているのみで、かつての平和台球場は芝生広場となっています。
公園内やその周辺には福岡城が建立されていたことに思いを馳せられる場所があります。春には城跡一斉に桜が咲き誇り、夏には公園北側のお堀を蓮と睡蓮が彩り、秋には松の木坂の銀杏が美しく、晩冬には二の丸跡の梅がほころびます。

学校

福岡市中央区には20校近くの専門学校があります。ファッション・デザイン系の学校も多く、アパレルショップや美容院が多いお洒落なこの街で、道行くスタイリッシュな人のファッションや雰囲気を見るだけでも学生さん達は何かしら感じ取り吸収しているのではないでしょうか。
また、高校では上智福岡高校や福岡雙葉高校、福岡大学附属大濠高校、筑紫女学園高校などが中央区にあります。
参考:『参考:ナレッジステーション「日本の学校」』https://www.gakkou.net/sen/kensaku/list/?srcmode=pref&p=40&ct=401331

病院

福岡市中央区には病床が100床以上で複数の診療科目がある病院は市営地下鉄「天神」から徒歩約6分の場所に「済生会福岡総合病院」、同じく市営地下鉄「天神」から徒歩約11分の場所に「国家公務員共済組合連合会 浜の町病院」があります。

公共施設

福岡市の中心に位置している中央区には、他区からの交通の便も良いため福岡市の多くの公共施設が建っています。例えば、大濠公園の中にある「福岡市美術館」や有名アーティストのコンサートも行われる「福岡市民会館」には福岡県外からも多くの人が訪れます。
なかでも、九州大学六本松キャンパスの移転跡地に2017年10月に建設された「福岡市科学館」では九州最大のドームシアターで迫力ある星空の映像が楽しめたり、宇宙や生命、環境などの未来について勉強出来たりする、大人にとっても子供にとっても魅力あるスポットとなっています。
参考:『参考:福岡市「主な市の公共施設」』https://www.city.fukuoka.lg.jp/chuoku/kikaku/kuyakusho-sisetsu/koukyou.html#kodomo

福岡市中央区での子育て



商業施設や交通量が多いイメージがあるかと思いますが、前述しました動物園周辺は戸建てやマンション、スーパーマーケットなどが立ち並ぶ第1種中高層住居専用地域です。 第1種中高層住居専用地域ではオフィスビルや大規模商業施設を建築することが出来ませんのでお子様がいるファミリーにとって住みやすい地域といえると思います。
福岡市中央区には「中央区子育て支援課」があり、様々な理由で子育や育児に悩む親御さんの相談窓口をホームページ内で紹介しています。万一、何か起こった時に相談できる窓口があるので安心なのではないでしょうか。
参考:『福岡市中央区「子ども・子育て」』https://www.city.fukuoka.lg.jp/chuoku/k-shien/life/kosodate-ouen.html

福岡市中央区の新築マンション事情



写真提供:福岡市

マンションが続々と建設されていますので新築のマンションに住みたいという方もいくつかある中から選択できます。

立地について

新築マンションは中古マンションに比べて、より利便性の高い立地にあるのも特徴です。
「福岡市営地下鉄」や「西鉄大牟田線」の駅から徒歩圏内の場所に続々と建設されていて、雨の日など天候が悪いと感じるような時でも快適に通勤通学ができます。
また、1つの駅だけでなく、俗に言うダブルアクセス(2沿線の利用が可能)で、2つの駅から徒歩10分前後で着くような交通環境に恵まれた新築マンションもあります。
実際に住んでからどこかに出かけるという時は不便さを感じずに済みます。

広さは様々な家族層に対応

傾向としては2LDK以上、専有面積も70平米前半から100平米前半の広さがあり、ご家族が多くてもゆったりと過ごせるファミリー向けの物件が豊富ですが、福岡市中央区は単身世帯が多く集まる都市ですので2LDK以下、間取りが小さいタイプの部屋も福岡県の他の市区町村と比べると多く販売されていて、コンパクトな間取りに住みたいと考えている方にも選択肢があります。
コンパクトマンションは販売価格もファミリータイプと比べると安いので、新築マンションでありながら比較的リーズナブルに購入できます。

価格は多少高め

価格は福岡市の他の場所と比較してみると、やはり利便性が高い立地のため新築マンション中古マンションともに高めとなっています。
ある程度の頭金があるか収入がないと、新築マンションを購入するのは難しいと感じてしまうかもしれません。もし、単身や2人家族での居住をお考えなら、狭さはありますが1DKや1LDKの間取りですと多少はリーズナブルな価格で販売されています。

設備が充実している

安心して住んでもらえるように、新築マンションでは住宅の設備に力を入れているマンションが多いです。
新しい家具や設備などを設置するだけでなく、実際に住んでからも安心して使えるように保証を充実させている新築マンションもあります。例えば、住宅設備の15年保証を取り入れた物件もあり、購入後何か設備でトラブルがあった時にも安心して住めます。
これまでさまざまなマンションを建ててきた経験から、より快適に住めるように収納を充実させている物件もございます。各居室や水回りの収納を充実させることにより収納家具を置かなくても良いので、より居住空間を広く使用できる間取りも多くなっています。

福岡市中央区の中古マンション事情



中古マンションではさまざまな広さのマンションが中央区内に点在しています。
より自分が理想としているマンションを、新築マンションよりも選びやすいのがポイントです。
どうしても新築マンションとなると数もそこまで豊富ではないため、今売りに出ているものやこれから売りに出されるものの中から選ぶしかありませんので、限られた中で、自分の理想を妥協しつつ購入する必要が出てきます。
それに比べて、福岡市中央区に限ったことではありませんが、中古マンションの数は豊富です。特に都市部ということもあり、これまでマンションも豊富に建設されてきました。住み替えなどで出て行った方が販売しているケースも多く、じっくりと選べます。

築年数はさまざまある

より新築に近い年数の中古マンションが欲しいと考えている方もいるでしょう。
福岡市中央区の中古マンションは、さまざまな築年数が販売されていますので、自分が理想としているものを選びやすいのも特徴です。
ほとんど住んでいない築10年未満の物件も多々あります。
新築マンションを福岡市中央区で購入しようとすると、それなりにまとまった金額になってしまいます。
それが、多少年数が経っているだけで、きれいさや設備など大きく新築マンションと変わらないにもかかわらず多少リーズナブルな金額で購入できる可能性も高くなるのです。
築30年や40年など経っている物件に比べると築浅な物件はそれなりの金額になりますが、新築で購入するよりも手が届きやすくなるでしょう。

交通の便

中古マンションの中には駅から離れた場所に建っている物件も多いですが、福岡市内はバス網が発達していますので交通の便において利便性が悪いと感じることは少ないでしょう。それに多くの中古マンションが、新築時は交通の便を考えて建てられていますので「福岡市営地下鉄」や「西鉄大牟田線」の駅から徒歩10分圏内の場所にも中古マンションは数多く点在しています。

広さもさまざま選べる

中古マンションでは新築マンション以上に様々な世帯層に応じた広さ・間取りタイプの物件があります。
3LDK以上を求めているファミリー層、2LDK程度の広さを求めている二人世帯、はたまた自分一人で暮らせるコンパクトな広さを求めている方は一人暮らしのアパートと同じような広さの1Kから選べます。中古マンションでかつ広さもそこまで必要のない1Kであれば、金額もそこまで高くありません。

オーナーになりたい人にもおすすめ

自分が中古マンションに住むのではなく家賃収入で稼ぎたいと考えている方のなかには、入居者が途切れない中古マンションを福岡市中央区で欲しいと思っている方もいるのではないでしょうか。
中古マンションの中には「オーナーチェンジ物件」というものがあります。
「オーナーチェンジ物件」はすでに入居者(賃借人)がいますので自分達で新規に入居してくれる人を探す必要は無く、購入後すぐに家賃収入を得ることも可能です。
本来、入居者がいない物件を購入してしまうと、まずは中古物件をリフォームして入居者を募集して借りたいという人の審査もしなければなりません。
思った以上に手間がかかり、大変に感じてしまう方も多いです。
オーナーチェンジ物件を購入できれば、これらのリフォームや審査と言った手間を省き、すぐに家賃収入が入ってくるのです。これからマンション経営に挑戦してみたい方は、検討してみても良いでしょう。

まとめ



写真提供:福岡市

福岡市中央区は福岡県最大の都市になりますので、県の他の市区町村と比べると新築マンション、中古マンションともに価格は高めに設定されています。
様々な世帯の人が多く集まる場所なので、新築マンションも中古マンションも数は豊富にあります。
特に中古マンションはさまざまな築年数や広さ、間取りが揃っていますので、より自分たちの好みに合わせて選びやすいでしょう。
福岡市中央区は飲食店などのお店や交通の便も充実していますので居住し始めて、暮らしで不便さを感じることは少ないでしょう。

最後までお読みいただき有難うございました。

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