マンション売買のポイントを徹底解説！失敗事例から学ぶ押さえておきたい注意点とは|福岡のマンション売却・買取ならリーガル不動産販売

マンションの購入や売却を検討することになった場合、どういった点に気を付けて売買取引を行えばいいのでしょうか。後悔をしないためにも、実際の事例を参考に注意点を知っておきましょう。今回はマンション売買のポイントについて、失敗事例をもとに詳しく解説します。

【買いたい】マンション購入の手続きと流れ

マンションの購入を検討する場合には、まずは購入する流れを知り、どういった手続きが必要となるのか押さえておきましょう。流れを把握しておけばスムーズに取引できます。

　　

理想とする暮らし方とそのために求めたいマンションの条件をチェック

最初にするべきなのは、自分や家族がどのような生活を送りたいか、という理想の暮らし方を考えてみることです。 どんな間取りだと暮らしやすいか、どんなキッチンがいいのかといった設備面や、都市部で暮らしたい、自然に囲まれたいといった周囲の環境などについて、家族の希望を聞き一覧にして書き出してみると良いでしょう。

　　

資金計画を立てる

理想のマンション像が決まったら、次はマンション購入のための資金計画を立てましょう。どのくらい頭金が用意できそうか、自分や配偶者の年収を基に借入金額がどのくらいになるか計算します。最近では金融機関のサイトなどを使って、住宅ローンのシミュレーションができるため利用してみましょう。

　　

マンション探しと比較検討

購入できるマンションの予算が決まったら実際に物件を探しましょう。条件に合致する候補を選び、内見をして比較検討した上で最終的に1つに絞り込みます。

　　

売買契約

購入したいマンションが決まったら不動産会社の仲介のもと、売り手と買い手によって売買契約を交わします。売買契約の際には手付金が必要です。合わせて住宅ローンに申し込みを行いましょう。

　　

引き渡し・引っ越し・入居

無事に契約が終了をしたら引き渡しを行います。引き渡しの際には、契約内容に間違いがないか逐一チェックを行いましょう。問題がなければ引っ越して入居することで完了です。

【買いたい】マンション購入時の失敗事例から学ぶ注意点

ここでは、マンションを購入する際に陥ってしまいがちな失敗の具体的事例をもとに、注意したいポイントをご紹介します。

　　

マンション購入の第一歩は堅実な資金計画から

自分たちにとって理想的なマンションが見つかったとしても、無謀とも言える資金計画で購入をしてしまうと住宅ローンが支払えなくなり、破綻してしまうことになりかねません。住宅ローンが払えなくなると、せっかく購入したマンションを手放すことになってしまいます。無理な住宅ローンを組むことは避けましょう。また、頭金も貯金すべてを使ってしまうと、生活資金やいざという時に足りなくなるおそれもあるため、注意してください。

　　

周辺環境のチェックは念入りに

気に入った物件は、建物自体や間取りだけでなく周辺環境も念入りにチェックしましょう。実際にその物件の周辺を歩いてみると、駅からの道のりや周囲にある施設やお店などが分かります。1回だけでなく、時間帯や曜日を変えて何度も見てみることも大切です。

　　

後悔しない部屋選びのために

マンションは高い買い物となり、買った後に後悔をしないためにも、チェックは念入りに行いましょう。家族以外の知人や親族など、客観的な意見も取り入れてみることをおすすめします。

　　

マンションの管理体制も要チェック

一戸建てと違いマンションは複数世帯が同じ建物で暮らしています。そのため管理体制のチェックも重要です。共用部分の日ごろの管理状況や、修繕積立金の管理方法、大規模修繕の計画なども把握しておきましょう。

【売りたい】マンション売却の手続きと流れ

マンションの売却をすることを検討したらまずは手続きの流れを知っておきましょう。どういった手続きが必要となるのか押さえておくことでスムーズな取引ができます。

　　

相場の把握と不動産会社選び

最初に行うのは所有しているマンションの相場を把握することです。マンションは新築直後から価値が下がっていきます。具体的な金額は専門家によって査定してもらうことが必要です。また、売却をお願いする不動産会社選びもあわせて行いましょう。

　　

査定・媒介契約

物件の査定は、机上査定と訪問査定の2通りがあります。机上査定は、マンションの場所や築年数、階数や間取りなどの情報を不動産会社に伝えるのみで、おおまかな査定金額を出してもらう方法です。近年では不動産サイトで一括査定を依頼すれば、1回の操作で複数の不動産会社から査定金額を提示してもらうことも可能となっています。
訪問査定は、不動産会社の担当者が実際に物件を訪れて、データだけでは分かりづらい箇所や周辺環境などを詳しく調査し、細かい査定金額を算出する査定方法です。 売却を依頼する不動産会社を決定したら、不動産会社と売却のための媒介契約を結びます。1社だけに依頼をするのか、複数の会社に依頼をしたいのか、自分でも売り手を探したいのかといった希望に合わせて契約を結ぶのがおすすめです。

　　

売却活動と交渉

媒介契約を結んだら不動産会社は広告を掲示したりチラシを作成したりするなどの売却活動に入ります。購入希望者が現れたら物件の内見を実施します。売却価格などについて交渉が必要となることもあります。

　　

売買契約

買い手と売り手、双方が納得をしたら売却のための売買契約を行います。不動産会社の立ち会いのもと、売り手と買い手が契約内容や物件の状態などについて細かく確認し、双方が印鑑を押して契約締結です。

　　

引き渡し・確定申告

物件に居住している状態であれば引き渡し期日までに引っ越し、ハウスクリーニングを行います。引き渡しをすれば取引終了です。 売却によって利益が生じる場合には、売却後確定申告を行い、税金を納めなければなりません。損失が出た場合でも控除を受けられることもあるため確認しましょう。

【売りたい】マンション売却時の失敗事例から学ぶ注意点

マンションを売却した時の失敗の具体的事例から、注意した方が良いポイントを解説します。

　　

マンション売却成功には事前の情報収集が不可欠

売却をスムーズに進めるためには、事前に情報を集めておくことが大切です。同じマンションの部屋の取引事例をチェックしどのくらいのニーズがあるか、おおよその売却価格を知っておくことや、不動産業者選びも大切なポイントだと言えるでしょう。

　　

価格設定は慎重に

マンションを売却する場合、どのくらいの価格設定にするのかは悩んでしまうところです。購入したときの金額にとらわれてしまい、価格を高く付けてしまうとなかなか購入希望者から問い合わせもない、ということになりかねません。 不動産会社と良く相談をして、同じような事例を照らし合わせ、適正な価格を付けるようにしましょう。

　　

購入希望者への対応で好印象を

購入希望者にとっては、売り手の印象も購入の決め手となります。居住中の物件であれば、掃除が行き届いていない、物が散乱している、水回りが汚れているなど、あまりに生活感そのままの物件は希望者に良い印象を与えません。整理整頓や掃除はきちんとしておきましょう。

　　

売却時に関わるお金の問題も忘れずに

マンションを売却する際には、不動産会社に支払う仲介料以外にもさまざまな費用がかかります。 不動産の抵当権を抹消するための登記費用や、売買契約書に貼付する印紙税などもかかります。また、ハウスクリーニング費用や引っ越し代なども必要です。あらかじめ知っておくことで慌てずに用意することができます。

まとめ

マンションを購入、売却を検討することになった場合、どのような手続きが必要なのか流れをつかんでおきましょう。また、売買の際にかかる費用や手数料なども知っておくことでスムーズな売買ができます。

最後までお読みいただき有難うございました。