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マンションを高額で売るためのコツや注意点などを教えます
2021.12.06所有しているマンションを売却することになった場合、できるだけ高い価格で売りたい、と誰でも考えるでしょう。今回は、なるべく高い価格でマンション売却を行うために、注意したいポイントやコツについて詳しく解説します。
マンション売却の流れを押さえる
マンションの売却を円滑に進めるために、まずは手順を知っておくことが大切です。手順を知っておくことで、どのくらいの期間がかかるか、諸費用がどの時点でかかるかなど把握できます。不動産の売却について流れに沿って見ていきましょう。
事前準備
マンションの売却にあたり最初に行うことは、売却のための準備です。同じマンションの取引事例などから、おおまかな売却価格を知っておきましょう。準備とあわせて、売却の際に仲介を依頼する不動産会社を絞り込みます。
査定依頼
不動産会社に物件の査定を依頼します。プロである不動産会社に査定を依頼することで、物件の価格を決めることが可能です。
査定を行う方法には、机上査定と訪問査定の2種類があります。机上査定は、物件のデータや過去の取引事例などからおおまかな金額を算出する方法です。電話やインターネットを通じて簡単に依頼ができ、数日で返答を得ることができます。
訪問査定は、不動産会社の担当者が実際の物件を見て、細かい部分まで調べることで、査定金額を決める方法です。机上査定だけでは分からない、周囲の環境や日当たり、設備の情報などをプロの目によってチェックをします。時間はかかりますが、実際の売り出し金額に近い数値が算出されるのが特徴です。
査定を受ける際には、1社だけでなく複数の会社に依頼をすることで比較検討しやすくなるでしょう。机上査定では、一括サイトを利用することで簡単に多くの不動産会社から返答を得ることができます。
媒介契約
取引する不動産会社を決めたら、宅地建物取引業法に則り不動産会社と媒介契約を交わします。
媒介契約は主に「一般媒介契約」「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」の3つから選択可能です。
一般媒介契約では、複数の不動産会社と契約を結ぶことができます。いくつもの会社に売却を依頼することで、競争を促進することができるでしょう。また、自分で買い手を直接見つけることも可能です。
専属専任媒介契約では、不動産会社1社のみと契約を締結します。自分で直接買い手を見つけることはできません。不動産会社はレインズの登録義務と、週に1回以上状況を確認し報告をする必要があります。積極的に売却活動をしてもらえるというメリットがあります。
専任媒介契約は、1社のみと契約を結ぶ契約します。自分で直接買い手を見つけることも可能です。レインズの登録と、報告義務は専属専任媒介契約と同じです。売却を早く行いたい人向けの契約だと言えるでしょう。
希望や状況を鑑み、ぴったり合った契約を選ぶ事が大切です。
売り出し価格の決定
契約を結んだ後は実際に売り出すために価格を決定します。売却価格を決めるのは売り手ですが高額で売りたいために、あまりにも査定価格と乖離した高い価格にしてしまうと、購入希望者がなかなか現れない自体になりかねません。適正な価格設定を行うためにも、査定価格をもとに不動産会社と相談をすることが必要です。
売却活動
売り出し価格が決定したら不動産会社は売却活動に入ります。レインズに情報を掲載することで他の不動産業者にも知らせることが可能です。また、既存の顧客に対して情報を送ったり、新聞チラシやポスティングなどを行ったり、ホームページに情報を掲載したりすることによって、幅広く販売促進のための活動を行います。
売買契約の締結
購入希望者が現れたら内見を行い、価格などの条件が折り合ったら、次は売買契約の締結です。売買契約はほとんどが不動産会社において、売り手と買い手同席のもとで行われます。宅地建物取引士から重要事項の説明が行われ、契約書を読み合わせ、納得の上署名・捺印をします。その後買い手が売り手へ手付金を支払います。 売り手が不動産会社に仲介手数料を支払うのは、売買契約をした日や決済の日に半分ずつなど、不動産会社によって多少違いがあります。
マンションの引き渡し
契約が終了したらマンションを引き渡します。入居をしていたら、期日までに引っ越しが必要です。マンションの管理組合にも連絡をしなければなりません。
マンションを高額で売却する5つのコツ
マンションを少しでも高く売却するためにはどのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。以下の5つのコツについて見ていきましょう。
複数の不動産会社を比較する
不動産会社や担当者によって、査定金額は変わってきます。マンションの売却のために仲介業者を選ぶ際には、1社だけではなく複数の不動産会社に査定を受けて比較検討するようにしましょう。
マンション売却に実績のある会社を選ぶ
不動産会社にも、賃貸契約の実績が多い会社や土地・一戸建てに強いなど、得意とする分野があります。マンションの売却に強いかどうかはホームページなどを参照して取引事例を確認することで、その会社にマンション売却の実績が多いかどうか判断することができるでしょう。
「買取」「仲介」どちらが良いかを検討する
マンションを売却する際には、不動産会社に仲介してもらう方法と、買取という方法があります。 買取の場合は、不動産会社と直接やり取りをして買い取ってもらうため、広告や内見などは必要ありません。また、条件が合えばすぐに契約に進めるため、急いで現金化したいという時におすすめの方法です。 買取と仲介、どちらの方法が自分にとって良いのか検討しましょう。
査定額より少し高い金額で売り出す
不動産会社で算出した査定金額は、一般的に3か月の売却活動の間に売れることを考えて設定されていることが少なくありません。急いで売却する必要がなく、少しでも高く売りたい場合は、査定金額より少し高い値段を付けて売り出すこともおすすめです。
同じマンションで競合する物件が出ているときは売却を避ける
同じマンション内で、同じような間取りの物件が売りに出されている場合には、どうしても競合してしまい値下げせざるを得ない状況になるケースもあります。この場合は不動産会社と相談の上、状況を見て競合が減る、もしくはなくなってからの売り出しを検討しましょう。
マンション売却時の注意点
マンションを売却する際の注意点にはどのようなものがあるのでしょうか。
事前準備は念入りに
マンションの相場を調べておくなど、事前準備を行うことはとても大切です。また、売却には登記済証など、法律上必要とされる書類がいくつもあります。仕事などの関係で、すぐに手元に準備ができない書類は時間がある時に用意しておくとスムーズに進められるでしょう。
売却活動を不動産会社に任せっきりにしない
媒介契約を結んだ後、期限まで不動産会社に売却活動を任せっきりにするのは賢明とは言えません。 たとえば、広告にはどういった宣伝文句が書かれているのか、写真は魅力的に写っているか、枚数が多いかなどセールスポイントがきちんとアピールされているかどうかきちんとチェックしましょう。アピールが十分ではないと思った場合は、不動産会社に直接提案するのもおすすめの方法です。
マンション売却に適したタイミングとは?
マンション売買市場が活発になるのは年始から3月にかけて、そして9~11月の2つの時期です。仕事や学校が新しい年度である4月までに入居するために、年始から3月までの時期にマンションを探す人が多くなるため最も活発になります。
社会情勢がマンション売却に与える影響
2016年から行われているマイナス金利政策の影響などによって、不動産を購入する人が増えています。このことによって不動産の需要が供給より多くなったために、近年は物件価格が上昇傾向にあるのです。
まとめ
所有しているマンションを少しでも高額で売却をするためには、事前の準備や不動産会社選びがとても重要です。同じ物件でも売り出すタイミングや競合物件の有無などによって価格が変わることもあります。売却を依頼する不動産会社としっかり相談して、納得のいく売却を行いましょう。
最後までお読みいただき有難うございました。