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20代でマンション購入はお得なのか?買うべき理由と注意点を教えます
2021.05.2420代のうちに、マンションを購入する方も意外と多くいらっしゃいます。20代でマンションを購入することは、賃貸と比べるとどうお得なのでしょうか。知っておきたいマンション購入のメリットやデメリットについて、詳しくご説明いたします。
20代でマンション購入は可能なのか
20代という、まだ若いうちにマンションを購入することは特段不可能なことではありません。国土交通省の住宅局が行った調査によると、マンションを購入している方のうち、5~7パーセントほどの方が30歳未満となっています。多くの20代がマンションを購入しているのです。
20代でマンション購入すべき理由は?
20代のうちにマンションを購入した方が良いのには、どういった理由が考えられるのでしょうか。2つの点からご説明いたします。
ローンが早く完済できる
20代のうちにマンションを購入して住宅ローンを組むと、年齢が若い分、早く完済することができます。たとえば25歳で35年ローンを組んだとしても、定年前のかなり早い段階で完済することも可能です。
老後の心配が1つ解消される
年齢が若いうちにマンションを購入しておくと、老後の不安のひとつである、持ち家の問題を解消することができます。 定年までにローンを完済しておけば、退職金は手つかずのまま、老後の資金として残すことが可能です。また、老後に暮らす場所に悩むこともありません。
賃貸と比較するとどちらがお得?
賃貸物件で暮らしていると、毎月の家賃を支払い続ける必要があります。どんなに家賃を払い続けたとしても、物件は大家さんのものであり、自分の所有物になることはありません。
マンションを購入しても、住宅ローンという出費がありますが、返済が完了することでマンションは自分の資産となります。一定の収入がある方であれば、賃貸よりもマンションを購入する方がお得だと言えるでしょう。
20代でマンション購入なら断然中古マンションがおすすめ
マンションを購入する場合、新築にするか中古にするか迷う方も多いでしょう。20代であれば、新築よりも中古マンションがおすすめです。中古マンションをおすすめする理由には、どのようなことが考えられるのでしょうか。
価格変動が起こりにくい
多くの新築マンションは、広告宣伝費などの経費が加算されるため「新築プレミアム」と呼ばれる高い価格設定がされています。たとえば新築マンションを購入して、すぐに手放したとしても、急激に価格が下落するため、購入した価格では売却ができません。
一方、一度でも人の手に渡った中古マンションには、そういった加算がありません。物件価格の急激な変動は起こりにくく、同じような物件のマンションでも、中古であれば安く購入することが可能です。
急なライフスタイルの変化に対応できる
若いうちにマンションを購入して保有しておくと、年数が経過し、家族構成の変化や転職、退職などによって、ライフスタイルが変化した場合でも、柔軟に対応することが可能です。
20代でマンションを購入するメリットとは?
20代でマンションを購入することには、どのようなメリットが考えられるでしょうか。具体的に説明いたします。
住宅ローンの審査に有利な点がある
住宅ローンを組みたくても、手術歴や通院歴など、健康の状態によっては、団体信用生命保険の審査に通らず、住宅ローンが組めない、という場合があります。
年齢が上になるほど健康リスクは高くなってしまいますが、若い20代であれば、健康リスクが低い場合が多いので、団体信用生命保険に加入できないケースは少なくなります。
賃貸よりも間取りが広い
分譲マンションは、賃貸専用のために建築されたマンションと比べると、ゆったりとした、広い間取りで設計されていることが多いです。
また、分譲マンションは気密性や居住性、セキュリティなども考慮されているので、毎月同じような金額を支払うのであれば、分譲マンションの方が、ゆったりと暮らせることがメリットです。
ローンの返済が30代・40代よりも早い
30代、40代になってローンを組むと、人によっては定年をしても住宅ローンが残ってしまうこともありますが、20代という若いうちにマンションを購入し、住宅ローンの支払いを始めると、早く始めた分、返済も早く終えることができ、老後に備えることができます。
資産を持つことができる
賃貸物件に住んでいると、家賃を払い続けても自分の資産にはなりませんが、マンションを購入することで、自分の資産として残せることが大きなメリットです。住宅ローンを完済した後、売却をし資産として残すこともできます。
20代でマンションを購入するデメリットとは?
20代でマンションを購入することには、メリットだけでなく、デメリットも伴います。4つのデメリットについて、具体的にご説明いたします。
仕事やプライベートでの変化が起こりやすい
20代ですと、仕事もまだ始めたばかりで、将来どのようにライフプランが変わってくるかまだ分からない、という方も多いでしょう。 マンションのローンを抱えていると、これからくる可能性がある結婚や出産、転職など、大きな変化が訪れた時に、柔軟に対応しづらいというデメリットがあります。
住宅ローンの審査に不利な点がある
マンションを購入し、住宅ローンを組む場合には、必ず金融機関による審査があります。審査は物件の価格と、申込者の年収などを鑑みて行われています。 20代ですと、まだ社会人になって日が浅く、年収が低いことも多いために、希望する物件を購入したくても、金融機関によっては、審査に不利になってしまう可能性があります。
予算によっては我慢するべき点もある
マンションを購入する際、自分の収入を元に、借り入れ可能な金額を計算した上で、その予算内で購入が可能な物件を探すのが一般的です。
20代ですと、借入額はそれほど高くないことが多いです。そのため、たとえば都心部・駅チカの人気物件は諦めて、郊外や駅より少し離れた場所にする、理想より狭い間取りにする等、我慢しなければいけないことも出てきます。
ローン以外にも修繕費、税金などの出費がある
賃貸物件では、家賃の支払いのみで済みますが、購入したマンションには、物件の価格以外にも費用がかかります。月々の管理費、修繕積立金、修繕の一時金など、思わぬところで出費が必要となる場合があるのもデメリットのひとつです。
20代でマンションを購入するときに注意すること
20代のうちにマンションを購入する場合には、ライフスタイル等の変化に合わせて、将来的に、売却して住み替えすることを考慮しておくことが重要です。利便性が良い場所、ターミナル駅近くなど、できるだけ価格が崩れにくい、資産価値が高い物件を選ぶようにしましょう。
20代でマンション購入するなら年収はいくら?
住宅ローンの借入額は、無理なく返済するために、月収の3割以内に支払いを抑えると考えると、おおよそ年収の6倍を目安にして考えるのが良いと言われています。
金融機関によっても審査の基準が変わってきますが、20代ですと、現在の年収は抑えられていても、30代以降の年収の伸びが大きいとみなされて、年収の8倍ほどの借り入れができるケースもあります。年収が300万円台でも2,000~2,500万円の物件を購入することが可能なケースもあります。
購入したマンションは結婚後どうするべき?
独身の時に購入をしたマンションは、結婚や出産による生活の変化によって、手狭になった等の理由で、住み続けるのが難しくなる可能性も出てきます。 結婚をする際に、配偶者と今後のライフプランをよく話し合って、住み替えをするタイミングを決めておくことがおすすめです。
まとめ
20代のうちに、マンションを購入することには、住宅ローンの返済の負担が小さい、資産を持てるといったメリットが多くあります。一方、デメリットもありますので、どちらも踏まえた上で、ご自身にとって、ベストだと思われる物件を選ぶようにしましょう。
最後までお読みいただき有難うございました。