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マンションの売却の方法は?不動産業者に買取してもらう際のポイント
2020.06.08
マンションを売却したい、と検討し始めたけれど、いざどのように動いていいかわからない、という方は多いのではないでしょうか?マンションを売却するのには、大きく分けて2つの方法があり、それぞれにメリット・デメリットや、向いている方・向いていない方がいます。こちらでは、マンションの売却方法の1つである「買取」についてポイントをまとめてみました。
マンション買取とは?
最初に、マンション買取の基本情報をチェックしてください。マンションの売却方法の種類について正しく理解し、自分に向いているのはどちらかしっかりと確認するのが大切です。
物件売却には、「買取」と「仲介」がある
マンションだけに限らず、物件の売却には買取と仲介の2種類の方法から選ぶことができます。それぞれに魅力や押さえておきたいポイントがあるため、詳しく説明していきます。
買取は不動産業者に直接買い取ってもらうこと
不動産業者を相手に売却することを、買取と言います。業者は物件を買い取ったら、物件を探している方に対して販売しなくてはいけない上、売れやすい家にするためリフォームなどを行うので、仲介に比べて安い価格での売却になってしまうのが特徴です。
仲介は業者が間に入り売却したい方(売主)と購入したい方(買主)を結びつけること
買取に対して仲介は、名前の通り業者が間に入って、売主と買主で直接売買契約を結ぶように仲介してくれるやり方を指します。買取よりも高値で売却できるのが一般的で、仲介手数料がかかる仕組みになっています。仲介だと買主が見つかるまで進展しないため、すぐに売れるかどうかがわからないのも特徴の1つです。
一般的には高く売れる仲介が多い
特徴でも示した通り、高い値段で売れる確率は仲介での売却が高いため、一般的には仲介での売却が人気です。ただし不動産買取は安い価格でしか売却しにくいというデメリットはあるものの、それ以外にいくつもメリットがあり、物件や人によっては買取の方がありがたいというケースもあります。特に、自分の持っている物件は売却が難しいかも…と悩んでいる人は、買取のメリットをしっかりとチェックしてみてください。
不動産買取を選ぶメリット
ここからは、不動産買取を選ぶことで受けられるメリットをご紹介します。
仲介に比べてスピーディに売却できる
仲介での売却は、まず買主を探す必要があり、スムーズに買主が見つかった場合でも決済まで通常2〜3ヶ月ほどかかることが多くなっています。一方買取で売却を行う場合、不動産会社からの査定価格に満足できるようであれば、すぐにでも売買契約を結ぶことが可能です。スケジュールの都合があるなど、なるべく早く売却したい時におすすめです。また、不動産業者によっては仲介で買主を探しはじめ、もし見つからなければ買取に切り替えてもらえる「買い取り保証」というシステムが付いているところもあります。
欠陥への責任がない
マンションを仲介で売却した場合は、引き渡してからも一定期間の間は、物件の不具合等が見つかったら売主の責任となることになっています。一方で買取を選んで不動産会社に買ってもらえば、その責任を負う必要がなくなるのがメリットの1つです。築浅の物件の場合はなかなか欠陥が見つかることも少ないかもしれませんが、築年数の古い物件の場合は安心できるメリットと言えます。
近所の人に知られたり内見対応の必要がなく楽
仲介で売却する場合、買いたいと来てくれる希望者に対して何度も内見の対応をしなくてはなりません。すぐに売却が決まればよいものの、長引くと大変ですし、近所の方にも知られる可能性が高まります。また仲介は内見をすることだけに限らず、不動産会社のサイトなどで物件情報が掲載されるため、そこからも近所の方々に知られてしまうかもしれません。秘密で売却を進めたい場合も、買取の方が安心して進められます。
仲介手数料がかからない
特徴のところでも書いた通り、買取の場合は仲介をしてもらうわけではないため仲介手数料そのものはかかりません。ただしこちらは一概にメリットと言えるわけではありません。買取の場合は物件そのものの売却価格が低いことが多いため、最終的な受け取り金額は仲介の方が高くなるのが一般的でしょう。そのため、価格の面では買取がメリットとなることは少ないのが実情です。
買取におすすめの物件は?
それでは、ここまでの買取のメリットや特徴をまとめてきたので、実際に買取でマンションを売却するのにおすすめの方や状況をご紹介していきます。心配の多い物件は、買取での売却を検討するとよいでしょう。
築年数が古い
どうしても、築浅の物件の方が人気が集まるため、築年数が古いマンションの場合は売れにくくなる傾向にあります。さらに駅から遠かったり、リフォームがされていない建物だったりするとより売れにくくなるため、そのような場合は買取を選ぶ方がいいかもしれません。反対に築年数が古くても便利な場所にあったり、リノベーションされていたりすれば、仲介でもすぐに売れる可能性もあるため見極めが大切です。
状態が悪くリフォームなどが必要な物件
築年数に限らず雨漏りをしたり水濡れをしたままの物件や、汚れが激しい物件など、そのままではなかなか売りにくい状態のお部屋の場合は買取を選んだ方が安心です。また買取なら、たくさんある荷物が整理できていないという方でも、まとめて処分をお願いできるメリットがあります。
事故や事件のあったマンション
何らかの事故や事件があった物件は、仲介でも大幅に価格を下げることで売却できる可能性はあります。しかし値段を下げてもなかなか買い手が見つからないことが多いため、早く売却してしまいたい場合は買取を選ぶのがベターでしょう。
短いスケジュールですぐに売りたい場合
例えば、子どもの入学などのタイミングに間に合わせて引っ越したい、転勤が決まったからすぐに売却してしまいたい、などタイトなスケジュールに合わせたい時は買取を選ぶのがおすすめです。仲介の場合は、まずは買主が決まらないことには話が進みませんし、どれだけスピーディに進んでも3〜4ヶ月はかかるとされています。一方、買取なら1〜2ヶ月程度で売却を完了できます。高値で売れることよりもスピード重視の場合は、買取を選ぶ方が安心です。
長い期間仲介で売れない物件
こちらは、買取保証のサービスがある不動産業者でしか利用できませんが、はじめに仲介で物件情報を出してもらったけれど、仲介では全然売れないから買取をしてもらう、ということもできます。ひとまず高値で売れる仲介で買主を探しながら、タイムリミットに応じて買取に切り替えてもらうというのも1つの方法となります。
まとめ
マンションを売却する際は、仲介と買取から選べて、それぞれに向いている状況があることがわかりました。自分が売却したいと考えている物件はどちらのタイプに適しているのかをしっかりと見極めて、売却をするのがポイントです。特に早く進めたいからと安易に買取を選んでしまうと、後から「もっと高く売れたかも」と後悔することも多いため注意が必要でしょう。反対に、古かったり汚れていたり、「売りたいけれど売れるかなぁ」と心配な物件があるなら、ぜひ買取を検討してみるのがおすすめです。ぴったりのマンション売却の方法を選んで、後悔しない選択をしてくださいね。
最後までお読みいただき有難うございました。