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中古マンションを購入して後悔しないよう注意点を解説しております
2022.05.20自分の家がほしいと思い、一戸建てではなくマンションを検討する方もいるでしょう。
ただ、新築のマンションはそこそこな価格なため、中古にしてリフォームするか悩んでしまうのではないでしょうか。
中古マンションは古いというデメリットだけでなく、メリットが多々あります。
こちらでは、メリットやデメリットと共に購入して後悔しないように注意点も解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
中古マンションを購入するメリット
まずは中古マンションを購入すると、どんなメリットがあるのか紹介していきます。
新築にはない中古ならではのメリットも多々あります。
住んでいる人がどんな人かわかる
新築マンションを購入する時には、自分の隣や下の階にどのような人が住むのかわかりません。
寛大で優しい人に囲まれれば目立った大きなトラブルはありませんが、世の中そのような人ばかりではありません。
たとえば、子育て世代の場合、小さい子どもがドンドンする音を出してしまい、トラブルになる場合もあります。
神経質で自分たちは子育てをしていない場合、なぜうるさい音を我慢しなければならないのだと思ってしまうため、クレームを言ってくるのです。
中古マンションの場合、隣や上下に住んでいる方がどんな人か、だいたいの家族構成などもわかります。
自分たちと同じような家族構成だと、子どもが少しうるさい音を出してしてしまっても理解がある場合も多いです。
住んでからも、変なストレスを溜めずに生活ができます。
実際の間取りや日の当たり方もわかる
新築マンションの場合、売り出しているタイミングではまだ完成していない場合が多いです。
だいたいがモデルルームに行き、どんな雰囲気に完成するのかを見せられます。
実際の間取りと同じにはしていますが、日当たりやベランダからの眺めまではわかりません。
購入して住んでみてから、ガッカリしてしまうこともあるでしょう。
中古マンションの場合は、実際の間取りや日の入り方などすべて購入する前にわかります。
思ったよりも日が当たらないなど後悔せずに購入できるでしょう。
新築に比べて安い
どうしても新築というだけでマンションは高くなります。
小さめの面積で部屋数も少ないところを選んだとしても、新築というだけで中古のもっと広い部屋よりも高額になりやすいです。
まだ見た目も設備なども新しく感じやすい築10年前後のマンションも、新築に比べたらリーズナブルな設定になっている場合がほとんどです。
ほとんどリフォームにお金をかけなくても、まるで新築に住んでいるかのようにきれいで設備も古びていない状態で生活ができます。
自分たちが好きなようにリノベーションができる
新築マンションの場合、だいたい間取りが決まっていて、そこに自分たちの意見も取り入れた部屋にするとなると金額もさらに高くなります。
しかし、中古マンションはそもそもが安い金額で購入できるため、少し余裕が出たお金で自分たちが好きなようにリフォームできるのです。
ただ、住んでいる人皆で利用するような共有部分はリフォームができません。
中古マンションを購入してリノベーションやリフォームを検討している場合は、どこまで自分たちの手を加えて良いのかもチェックしましょう。
価値の下がり具合も大きくない
新築マンションはどんなにきれいに使っていても、年数が経つにつれてその価値は下がっていきます。
どのような物でも新品と中古には、価格に大きな差が出てしまうのが一般的です。
さらに、新築マンションを購入する場合、販売価格には建物代金だけでなくディベロッパーの利益も入っています。
純粋に建物代金だけを支払っているわけではないため、より高いのです。
しかし、中古マンションの場合、築年数も経ち、20年を超えるとほとんど下落はしなくなってきます。
自分たちが中古で購入した時と、何年か経った後の資産価値がそこまで変わらないのです。
価値も大きく下がらないため、リスクも少ないと言えるでしょう。
じっくりと選べる
いざ中古マンションを探してみるとわかりますが、新築マンションに比べて選べる選択肢が多いのも特徴です。
ある程度住んでいた方がさまざまな事情で手放すため、豊富な中から自分たちに合ったマンションを選べます。
数が少ないと、本当はもっとこうだったらいいのにという希望を持っていても選べません。
ある程度自分の意見は妥協しなければいけないのです。
新築マンションもどんどんと建設はされていますが、中古マンションの数に比べると少ないです。
周りの環境や外せない条件などすべて叶えたい場合は、中古のほうが選びやすいでしょう。
中古マンションを購入するデメリット
ここまで見てくると、新築マンションよりも中古マンションを購入するほうが良いのではないかと感じるかもしれませんが、もちろんデメリットもあります。
良い点と悪い点を把握して購入できるように、デメリットも知っておきましょう。
数が多いからこそ悩みやすい
中古マンションはその数も多いため、正直どこを選ぶか悩んでしまうかもしれません。
毎日のように新しい物件も出てきてしまうため、昨日まで別のマンションにしようと決めてほぼ心が決まっていたのに、今日さらに良い物件を見つけて迷うこともあります。
新築マンションの場合、販売もある程度限りがあり、毎日のように新しい部屋が同じエリアに出てくることはほとんどありません。
しかし、中古マンションは各々が売りたいと思った時に出すため、数が豊富になってしまいます。
思ったよりも修繕が必要な箇所がある
設備が古くなってきたらすぐにメンテナンスをするような方の中古マンションであれば、購入時にほとんど直す箇所もなく楽でしょう。
しかし、中には壊れるまではお金をかけずに使いたいと思い、古くなってきてからも使っていた持ち主の設備はこのまま使い続けるのには不安が残ります。
まだいけると思って直さずに入居してしまうと、数ヶ月で壊れて結局交換しなければいけなかったとなる可能性も十分にあります。
前に住んでいた方がどのような考えで設備や部屋を使用していたかでも、修繕費用が変わってきてしまうでしょう。
毎月の修繕費も高い
新築マンションではすぐに直すような箇所もないため、始めからそんなに修繕費用を取るようなことはありません。
しかし、築年数が経つにつれて直さなければいけない箇所が増えてしまうため、ローンのほかに高い修繕費も必要です。
築年数も30年、40年と月日が経つにつれて高くなってしまう場合も多いことも覚えておきましょう。
どのタイミングで購入するかによっては、10年~15年に1度ある大規模修繕費用も別途必要な場合もあります。
駐車場スペースがない
元々住んでいた方が車に乗る必要がない場合、駐車場の契約自体がありません。
自分たちは車を持っている場合、駐車場スペースが空いていない可能性もあります。
マンションの造りによっては、車を置くスペースがほとんどない場合も多いです。
駅近で立地も良いとなれば、駐車場もそんなに空いていません。
空きを待つ状態も多く、マンションから少し離れた場所に借りなければいけない可能性も出てきます。
中古マンションの購入を成功させるための注意点
多少のデメリットはあるものの、安く購入できるため、自分流にリノベーションもしやすく、購入後の価値が下がりにくいなどメリットも多々あります。
中古マンションがほしいと思ったら、購入を成功させるための注意点も知っておきましょう。
支払いには余裕を持つ
マンションのトータル金額だけでなく、初期費用や修繕費、管理費がいくらかかり生活に支障がないかも考えなければいけません。
どんなに理想的な中古マンションを見つけても、ある程度の初期費用がないと無理をして引っ越すことになります。
さらに、毎月のローンに修繕費や管理費がプラスでかかり、駐車場を借りる場合はもっと高くなるでしょう。
支払いが大変になってしまうと、普段の生活が厳しいものとなり充実しません。
地盤のチェック
日本では残念ながら地震が来ない場所はほとんどなく、何十年に一度大きい地震が来ています。
同じ市内であっても、場所によっては大きく揺れますし、思ったよりも物が倒れずに地盤が硬い箇所もあるでしょう。
さらに、海に近い場所や埋立地、元水田だった場所は、岩盤などに比べて地盤が弱いです。
耐震性があるか見る
新築マンションであれば新しい耐震基準で建てられているので安心ですが、1981年よりも前に建築されたマンションの場合、危険な可能性があります。
新しい基準に合わせて補強されていればまた違いますが、何もされていない場合震度6など大きな地震が来た時被害にも遭いやすくなるのです。
マンションは高さもありますし、特に高層階になると揺れも大きく被害も大きくなります。
どの程度の金額が相場か知る
何も知識がないまま相談しに行ってしまうと、中には少しでも高く売りたいと考えている業者もいるため高い設定で話を進められてしまう可能性もあります。
今はネットでも、どの程度の金額で販売されているか、さまざまな中古マンションを確認できます。
特に購入するタイミングで市場価格も変わってきますので、こまめにチェックしておきましょう。
サイトによっては詳しく相場や各部屋の価格などを教えてくれていますので、この辺りに住みたいと決まったら重点的に確認しておきましょう。
1社で購入を決めない
早くマンションがほしいと思っても、焦って1社の話だけを聞いて決めてしまわないようにしましょう。
何社か聞くことで相場もわかってきますし、信頼できる仲介業者かどうかもわかります。
中古マンションに強い業者は、提供してくれる情報量が多く納得できます。
比べていくとどこが良いのか、なんとなくわかってくるでしょう。
何社も聞いているうちに、本当に自分がほしいと思っていた中古マンションもわかってきます。
後悔をしないように、ある程度時間をかけて選びましょう。
まとめ
家を購入するのは簡単ではないですし、価格も高いため、マンションを購入するなら中古がおすすめです。
メリットも多々あり、今住んでいている人がどんな人たちかもある程度はわかりますし、物件が安くなるためリノベーションに予算もかけられます。
しかし、デメリットとなる面もあり、特に修繕費が高いことや前に住んでいた方がどこまで修繕を行いながら使っていたかでもかかる費用が変わってきます。
最後までお読みいただき有難うございました。