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【2021年最新版】福岡のマンション相場をチェック!売り時の見極め方は?
2021.12.10福岡ではマンションの取引が活発に行われています。福岡でマンションを売りたいと考えている方は、ぜひ相場をチェックしておきましょう。この記事では、福岡のマンション売却相場について解説し、マンションの売り時はあるのか、見極め方法などについても詳しくご紹介します。
福岡マンション市場の動向
福岡は、全国の中でもマンション市場が活発なエリアだと言われています。2021年の最新情報を見ていきましょう。
新築・中古ともにマンション価格は上昇傾向
福岡のマンションは、新築物件・中古物件共に価格が上昇しています。調査によると、福岡におけるマンション売却価格は約1,900万円と、全国でも高いです。また、5年間の推移を見ても、売却価格が12%上昇している傾向にあります。
コロナ禍で減少した成約件数は回復してきている
2019年末に始まり、世界中に広まったコロナ禍の影響によって、全国的に不動産取引が落ち込みました。福岡県においても例外ではなく、2020年の前半では福岡県のマンションの成約戸数は一時的に冷え込みました。しかし、冷え込みは年が明けて2021年になると、急激に回復し、コロナ禍以前よりも成約戸数が増加、価格も高騰が続いており、高値での売却が期待できます。
中古マンションの新規売り出し件数が減少中
福岡では、中古マンションの売り出し件数が減少しているとも言われています。在庫件数と呼ばれる、買い手がついていない物件数が2020年後半からどんどん減少している状態です。 福岡では中古マンションの需要がとても高い状態が続いているため、供給が不足している状況になっていると考えられます。競合相手が少ない状態なので、売却するのに適した時期だとも言えるでしょう。
福岡のマンション相場
福岡におけるマンションの取引相場はどのくらいなのでしょうか。注目されているエリアや、福岡市の相場、福岡市以外の相場などについてもご紹介します。
福岡県内では築古物件も価格上昇中
福岡県では中古マンションの取引が積極的に行われています。最も取引が多い築年数は、10~20年ほどの物件です。 福岡県の場合、築古物件も取引が活発です。築30年以上程度の物件であっても取引が成立しています。2020年前期の福岡県における成立件数のデータによると、最も多かったのが築29年の物件で、築30年の物件も3番目に多い取引が行われていました。場所や状況などによっては築古の物件でもニーズがあり、価格も上昇していると考えられます。
新築時より価値の上がっている物件も多数!注目のエリアは?
福岡ではエリア等の条件によっては、新築時よりも高い価格が付けられている、いわゆるリセールバリューが100%を超える物件も多く取引されています。
福岡では各地で都市計画によって、駅の周辺も再開発が続いており、大型商業施設が出店しています。それに伴い、生活に便利な店舗や魅力的な店が集まってきたり、地下鉄の延伸計画等で人気が出たりしたことによって、マンションの価格も押し上げられたためだと思われます。
最新のランキングによると福岡県において特に活発なのが中心部である福岡市です。中でも、天神、博多といった都心部までのアクセスが良い、福岡市営地下鉄空港線や七隈線、JR鹿児島本線、西鉄大牟田線沿いの駅周辺エリアが人気となっています。
近年では、福岡市だけでなく福岡市中心部まで電車やバス1本で行ける、ベッドタウンと呼ばれている近隣市町のマンションにも注目が集まったことにより、中古マンションの取引も活発に行われるようになってきています。
福岡市内の中古マンション相場
福岡市における中古マンション相場の平均は、最新のリサーチによると約2,740万円となっています。 データを区ごとの平均で見ると、最も注目されていて人気が高いエリアである早良区が最も高く、約3,630万円です。 次に高いのが中央区で、相場の平均は約3,200万円と、3,000万円を超えています。 それに続くのが東区と城南区です。東区の平均が約2,450万円、城南区の平均が約2,430万円と、ほぼ同額で続いています。 次が南区で約2,300万円、西区で約2,270万円、そして博多区が約2,110万円となっています。
マンションの売り時を見極めるポイント
マンション売却を考えた場合、できるだけ良いタイミングで売りたいところです。売却を考えている物件にとって、ぴったりの売り時を見極めるためには、どういったポイントが大切となってくるのでしょうか。以下の2つのポイントについて考えていきましょう。
中古市場の動向をチェック
できるだけ高く売却をするためには、事前に中古マンション市場の動向を調べておくことが大切です。
中古マンションの価格を調べる場合、まずチェックした方が良いのが築年数です。マンションは購入した直後から価格がどんどん下がっていきます。購入から1年で1割程度下がり、10年を超えると新築時の半分程度にまで下がっていくのです。
築20年を経過すると緩やかに下げ止まることが一般的です。下げ止まったころを狙って、中古マンションの購入を希望する方も少なくありません。
築30年以上経過している物件の場合は「耐震基準」が新・旧どちらに適合しているのかが大きなポイントとなります。
1981年6月1日以降に建築確認を受けた物件は新耐震基準に適合しているため、大きな地震にも耐えられるように作られています。
耐震性が確保できているかどうかが大きなポイントです。1981年に改正された新耐震基準をもとにしているなら、震度6強から7程度の地震でも耐えられるようになっています。
旧耐震基準の適合だった場合には、物件が大規模修繕を行い、耐震工事を行っているか等確認をしっかり行った上で、売却時に詳細な説明ができるようにしておきましょう。
売却価格と修繕費のバランスを考えて
築5年以内の築浅物件を除いて、ある程度年数が経過したマンションの場合は、売却をするにあたって内装や設備の修繕、交換などのリフォーム工事を行う必要性が出てきます。また、分譲マンションの場合は専有部分だけでなく、共用部分の大規模修繕のための積立金の負担も大きくなってきます。
マンションの専有部分のリフォームを行い、売却をする予定であれば、リフォーム工事に関する費用と、大規模修繕の積立金がトータルでどのくらいかかるのかを算出した上で、売却できる価格とのバランスを見計らって売り出すようにしましょう。
その他にも、マンションのニーズが高くなり売却に向いている時期も考慮する必要があります。毎年2~3月頃は、仕事関係や子どもの入学に合わせてマンションを購入したいと考える方が多いため、マンションに対するニーズが高くなります。1年を通じて考えると、この時期がもっとも売り時だと言えるでしょう。
まとめ
福岡では、コロナ禍で一時落ち込んでいたマンションの取引状況が回復傾向にあり、再び活発な取引が行われています。マンションの価格も年々上昇しており、特に人気のエリアでは、新築時の価格を上回る価格が付くこともあるのです。福岡で中古マンション売却を考える場合には、売り時を見計らって売り出しを行いましょう。ポイントを抑えることで、納得のいく取引ができます。
最後までお読みいただき有難うございました。