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福岡のマンション査定なら!事前準備や流れについても徹底解説!
2021.10.04福岡においてマンション売却を検討している場合、査定にはどういった方法があるのでしょうか。査定の種類や流れ、準備した方が良いこと等についてご説明いたします。また、福岡ならではのマンション取引事情も解説いたします。
福岡県のマンション事情
九州で最大の県である福岡県での中古マンションの売買取引市場は、ここ数年非常に活発となっています。 福岡県の土地の価格は上がり続けており、もっとも新しく発表された公示地価によると、全国的に値崩れしている半面、福岡の地価は住宅地、商業地ともに上昇したことにより、上昇率がはじめて全国で1位となりました。 もっとも中心部の福岡市だけでなく、久留米市、筑紫野市、春日市、大野城市等の福岡市周辺のベッドタウンと呼ばれる地方都市においても、地価は上昇を続けています。 マンション取引が活発な理由としては、経済が成長を続けており、新しい企業が誕生して労働生産人口が増加し続けていることが挙げられます。 さらに大型商業施設が次々とオープンし、福岡市中心部の天神ビッグバンと呼ばれる再開発をはじめとして、福岡の各都市で再開発の構想、計画が進んでいることも要因の一つです。 企業が増えて人口が増加すると、その分マンションの需要が高くなるので、それに伴って中古マンションの売買市場も活発になっているのです。
マンション査定の流れ
マンションを売却したいと考えた場合、専門家によって査定を受け、売却価格を決めるのが一般的です。マンション査定を依頼する際の実際の流れを見てみましょう。
複数の不動産会社へ査定依頼
不動産会社に売却をしたいマンションの査定を依頼します。査定をする人や会社によって価格が違ってきますので、1社だけではなく、複数の不動産会社に依頼を行うようにしましょう。ほとんどの会社において、無料で査定を受けることができます。
不動産会社を決める
複数の査定額を比較した上で価格に納得ができ、信頼できると判断した会社へマンションの売却の依頼を行いましょう。
媒介契約の締結
不動産の売却を依頼する際には、不動産会社と媒介契約を結ぶことが必要になります。仲介手数料等を含めた細かな契約内容について取り決め、媒介契約書を交付することで締結されます。
媒介契約には3種類あります。一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約です。主流の契約方法は「専任媒介契約」で、不動産会社1社と期間を決めて契約します。売主が自分自身で買い手を探してきて直接取引することもできます。
「専属専任媒介契約」は、1社のみに依頼をするところは専任媒介契約と同じですが、自分で買い手を探してきて直接取引をすることはできません。そして「一般媒介契約」は前述の2通りの契約とは異なり、複数の不動産会社と契約をすることができます。
どの契約が良いのかは、物件のニーズや不動産会社を通さずに買い手を見つけられそうかどうか等、条件や希望によって違ってきます。
不動産売買契約
マンションの購入希望者が見つかったら、売り手と買い手が不動産売買契約書を確認し、内容に問題がなければ契約を結びます。 契約書には物件の代金や手付金の金額、支払いの日付、引き渡しの日付、特約事項等が記載されています。不動産会社が仲介をしている場合、不動産会社が契約書の作成を行います。
査定を受けるための事前準備
マンション売却を検討し、査定を受けるためには、事前に準備をしておく必要があります。しておいた方が良い3つのポイントについてご説明いたします。
査定を受けるために必要な書類
実際にマンションを見てもらう訪問査定では、書類の提出が必要とされることもあります。必要となる書類は以下の通りです。
・管理費など月々の諸費用が確認できる書類
・間取り図
・固定資産税納税通知書/評価
・管理規約 等
査定の際には必須ではなくても、売却の時に必要となる書類ばかりですので、事前にそろえておくと良いでしょう。
マンションの情報整理
間取りや年数等書類上の情報ではなく、実際に居住している人ならではの情報をまとめて整理しておくと、アピールポイントとなります。
具体的な情報としては
・リフォーム履歴
・間取りの使い勝手
・眺望や採光、日当たり
・買い物など近隣の施設情報
・道路の交通量や夜間の明るさ等の防犯情報
などがあります。
また、希望価格や売却時期などもあれば同時に考えておきましょう。
片付け・掃除
訪問査定の前に、居室の片付けや掃除をしておきましょう。部屋の綺麗さは、それほど査定に影響を及ぼすことではないのですが、不動産会社が居室を隅々までチェックするため、ある程度の清潔さは必要です。
マンションの査定依頼先
マンションを納得のいく価格で売却するためには、どこに査定を依頼するかにかかっています。査定をお願いするには複数の方法があります。以下の3つの方法についてご説明いたします。
福岡の不動産会社
土地勘がある福岡の不動産会社に査定を依頼すると、地元ならではの情報や取引の事情をよく把握していますので、適正な査定価格が期待できます。また、訪問しての査定もスムーズに行えます。
一括査定サービス
近年増加しているのが、インターネットを利用した一括査定サービスです。ホームページの査定フォームから物件に関する情報を入力するだけで、複数の不動産会社から査定額の連絡をもらうことができます。 1社1社連絡する必要がなく、自宅にいながら査定をしてもらうことができます。売却するにあたって、おおまかな価格を知りたいときに便利なサービスです。
不動産鑑定士
相続したマンションを売却したい等、物件について詳細な資産価値を把握しておきたいといった場合には、不動産会社による査定ではなく不動産鑑定士よる査定を受けるという方法もあります。 不動産鑑定士は国家資格を持つプロですので、査定の依頼は有料です。公平な目で査定を行うため、査定額は不動産会社よりも安く提示されることが多くなります。 不動産鑑定士による査定は「不動産鑑定評価書」と呼ばれ、裁判などでも有効な正式書類として扱われます。
マンションの査定方法
マンションを査定するには、大きく分けて3つの方法があります。
取引事例比較法
取引事例比較法は、売却をしたい物件と条件が似ている取引事例を選び、坪単価の平均額を算出する方法です。算出された金額に専有面積を掛け、間取りや方角などを考慮して査定の金額を出していきます。査定でもっとも多い方法です。
収益還元法
収益還元法は、賃貸のための投資用物件に対して用いられることが多い査定方法です。物件が生み出すことができる収益をもとに、査定額を算出します。
原価法
原価法とは、対象となっている物件を一度取り壊して再度建てた場合の再調達原価を算出した上で、築年数などによる減額などを行って査定金額を出す方法です。
不動産会社による査定方法
不動産会社に査定を依頼する場合、主に2通りの方法があることを知っておきましょう。
卓上査定
近年増えているのが、卓上査定と呼ばれる方法です。机上査定とも呼ばれています。不動産会社に売却をしたいマンションについての情報を伝えるだけの簡易的な査定です。 会社にもよりますが、1~2日ほどで査定額が分かります。簡易的ですので、査定額に幅があるケースがほとんどです。
訪問査定とは、実際に不動産会社のスタッフがマンションの居室に訪問をして査定する方法です。不動産会社が直接、物件を隅々まで見ることによって詳細な査定額が算出でき、その上で売り出し価格を決定することができます。
福岡のマンション売却相場
最新の調査によりますと、福岡県におけるマンションの平均売却価格は約2,000万円です。専有面積の平均値は約73平方メートル、築年数の平均値は26年となっています。
まとめ
福岡では人口増加に伴い、地価が年々上がっています。不動産の需要も高く、マンションをはじめとした不動産取引が活発に行われており、今後さらなる成長も期待できます。 福岡での中古マンション売却を検討している方は、複数の不動産会社に査定を依頼し検討した上で、信頼できる不動産会社と契約を結ぶようにしましょう。
最後までお読みいただき有難うございました。